00:00 どんな本、どんな人 資料:https://bit.ly/4gjoOx6
05:42 毎日一本作ったアプリのデモ
10:55 質問リスト きっかけ、授業、ChatGPT
25:05 本䛾中から気になる・印象に残ったところ
34:33 なぜ売れている? 「X」解析:ChatGPTポスト
40:00 紹介記事:すがやみつるさん、伊藤 篤 教授
生成AIの時代に、個人はどのように生きていけばよいのか、企業や組織はどのように活動するのが適切なのか、そのために準備しておくべきものは何か?
『# 100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』(日経BP刊)が話題です。1月8日に電子版が先行発売されると、1月11日発売の紙版が予約販売だけでコンピュータ・IT分野の3カテゴリで1位、ビジネス本・経済本で新着2位にランクインした。大学4年の女子大生が、ChatGPTを使ってレポート課題をAIにやらせようとしたことをきっかけに、なんとなくChatGPTを使って1日1本のアプリを作る「# 100日チャレンジ」をはじめる。結果的に、彼女は、オブジェクト指向プログラミングにおけるクラスとメソッドの理想的な設計手法や、デザインパターンについてのほぼ網羅的なノウハウを獲得。この経過を論文として発表、海外での講演をやるまでになる。生成AI時代の学び方、生き方の大いなるヒントとなり勇気を与えてくれるのがこの1冊です。ASCII.JPの記事で著者にインタビューしている、元月刊アスキー編集長で角川アスキー総合研究所主席研究員の遠藤諭さんが聞きます。
参考リンク:https://ascii.jp/elem/000/004/245/4245023/
大塚あみ(Ami Otsuka)氏
2001 年、愛知県豊橋市生まれ。2024 年3月に大学を卒業、IT 企業にソフトウェアエンジニアとして就職。2023 年4月、ChatGPT に触れたことをきっかけにプログラミングに取り組み始める。授業中に ChatGPT を使ってオセロアプリを内職で作った経験を、2023 年6月の電子情報通信学会・ネットワークソフトウェア研究会にて発表。その発表が評価され、2024 年1月の電子情報通信学会・情報ネットワーク研究会における招待講演を依頼される。その後、2023 年 10 月 28 日から翌年2月4日まで、毎日プログラミング作品を X に投稿する「# 100 日チャレンジ」を実施。その成果を、2月にスペインで開催された国際学会 Eurocast2024にて発表。「# 100 日チャレンジ」の完了を受け、2024 年2月、その概要が ASCII.jpに紹介され大きな反響を呼んだ。2024 年6月の情報処理学会誌にて「# 100 日チャレンジ」が紹介された。2024 年9月と 10 月に、国立情報学研究所(NII)主催の「大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム」にて、「# 100 日チャレンジ」の成果を紹介した。これらの研究成果に対して、2024 年9月に東京で開催された国際会議 15th IEEE International Conferenceon Cognitive Infocommunications(IEEE CogInfoCom 2024)にて発表した論文が審査員特別賞を受賞。2024年12月に「合同会社Hundreds」を設立。
遠藤諭(Satoshi Endo)氏
株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員。MITテクノロジーレビュー日本版 アドバイザー。ZEN大学客員教授。プログラマを経て1985年に株式会社アスキー入社。月刊アスキー編集長、株式会社アスキー取締役などを経て、2013年より現職。AIは、アスキー入社前の1980年代中盤、COBOLのバグを見つけるエキスパートシステム開発に関わるが、Prologの研修を終えたところで別プロジェクトに異動。IPA 独立行政法人 情報処理推進機構の『AI白書』の企画協力・編集、『AI白書2023』に執筆。著書に、『計算機屋かく戦えり』(アスキー)、『頭のいい人が変えた10の世界 NHK ITホワイトボックス』(共著、講談社)など。
■ 開催概要
日時:2025年2月3日(月)16時~17時半
主催:日本電子出版協会(JEPA)
■当日の質問一覧
・ChatGPTのログ機能というのはないのですかね?自分のプロンプトが全部残っていたら便利ですよね。
・chatgptを使って人間が幸せになる可能性、逆に格差を生み出し不幸を生み出す可能性どちらが高いと思われますか?
・メモに使われていたというp.90あたりで出てくるツェッテルカステンのアプリは、どうやって出会いましたか?チャレンジ後に出会ったのか、その前から使われていたのでしょうか?
・私はプログラマーですが、Google検索の上手な人が良いプログラムを書けていたのが、生成AIを上手に使えるか?という観点にグレードアップした感じがしています。
・コーディングスキルではなく、ソフトウエア工学を学ぶことが必要ということですかね。
・AIにできないことはなにか?という問いそのものが陳腐というコメントが強烈ですね。
・Zettelkastenのソフト自体は具体的に何を使われているのか教えてもらいたいです。
・生成AIの使用を前提とした場合、学校教育で今までよりも教育の重要度が上がる力、重要度が下がる力は何だと思いますか?例えば読解力、コミュニケーション力、数学的な能力(計算力や統計リテラシー)、発想力、批判的思考力等。また、国数英社理や情報科等の各教科の重要度には影響が出てくる(あるいはすでに出ている)と思いますか?
・日本は特に学生がどうchatgptを活用して学びを探求するかという分野が遅れているように思います。大学でも課題作成にchatgptの使用を禁止する学校もあるといいます。この対応は日本がAI革命に乗り遅れる要因になると思っています。
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